インタビュー デザイナー/西山萌香

入社の決め手は、社長の穏やかな雰囲気と社員を大切にする社風。

私は4年制大学を卒業後、3年間営業職として勤めていました。もともと私には大学時代から海外に住んでみたい夢があり、ぜひこのタイミングで実現したいと思いから、会社を退社することに。1年間、タイで日本語教員になる準備をしていましたが、新型コロナウィルスの流行に伴い、海外への渡航が困難になってしまいました。そこで新たな目標を見つけるため、もともと興味があったWebプログラミングを学ぶべく、Webスクールへ。スクールを卒業後、コーダーとして実務未経験から働ける会社を探している間に出会ったのがRRJです。バンダイナムコエンターテインメント様といった大手企業と仕事ができる点に惹かれ、選考を受けることにしました。

選考を受ける上で印象的だったのは、社長の雰囲気です。穏やかな雰囲気でとても話しやすく、社員を大切にしている社風や、腰を据えて働いてほしいという思いに惹かれました。またRRJのブログで、オーストラリアからリモートワークをしているメンバーの記事を読み、自分も海外に住むという目標を叶えられるかもしれない、と思えたのも入社の決め手の一つになりました。

新入社員のときから大手クライアントの仕事に携われる喜び。

現在は、クライアント企業のHPからアプリ、社内で使用するシステムなどさまざまなデザインやコーディングに携わっています。サイト全体を制作するケースもあれば、ボタンの配置や導線設計などのUI・UXのみを手掛けるケースもあり、一つひとつの経験がデザイナーとしての糧になっていると感じています。私は昔からバンダイナムコエンターテインメント様のゲームが好きで、そういった大きな仕事に新入社員のときから携われることがやり甲斐であり、モチベーションにつながっています。自分の知っているコンテンツに携われたときは、喜びもひとしおです。

社長の後押しがありデザインにも挑戦。

私はもともとコーダーとしての入社でしたが、社長から「デザインに挑戦してみては？」と背中を押してもらえたこともあり、挑戦することにしました。当初は「デザインなんてできるだろうか？」と不安もありましたが、少しずつ仕事を通じて学んでいく中で、デザインの面白さに引き込まれていきました。私は物事を順序だてて考えていくことが好きだったので、「どうしたら気持ちよくボタンを押してくれるだろうか？」「クリック率を上げるためにはどうしたらいいか？」というように、論理立ててデザインを設計していく仕事が自分の性格に合ったんだと思います。

一番思い出深い仕事は、入社1年目のときに任された社内システムのデザインです。画面デザインをはじめ、サイト全体の制作をトータルに任せてもらいました。責任の大きな仕事ならではの大変さもありましたが、最初から最後まで自分の手で作ることができたという達成感が自信につながったと思います。

念願の海外へ。デザインを見直す貴重な経験が積めた。

社長に海外で暮らしたいという思いを伝えたところ、「いつか行けるように頑張ろう！」と応援してくれていたのですが、この度タイミングが合って、2021年9月にオーストラリアに移住することができました。海外で暮らしてみた感想は、仕事は良い意味で変わらないということ。環境はガラッと変わりましたが、日本との時差は2時間ですし、周りから「本当にオーストラリアにいるの？」と言われるほど、日本にいるときと同じように働けています。

オーストラリアには、アジア人やヨーロッパ人、インド人など、さまざまな人種が集まっていて、なかには英語が得意ではない人もたくさん住んでいます。そういった環境の中で、「言葉に頼らず、デザインでどう伝えるか？」を考えるきっかけがあり、自分の視野の広がりを感じました。「文化や言語の違う人に向けてものを伝えることは、こんなに難しいんだ！」と実感でき、本当に貴重な経験を積むことができたなと思います。

居心地がいいだけでなく、お互い高めあえる関係性のある職場。

RRJの魅力は何と言っても、メンバーの人柄です。みんな穏やかで優しい人ばかりなので、安心して働くことができています。現在はテレワークが中心ですが、バーチャル空間のチャットツールを利用し、気軽にコミュニケーションを取ることができているので人間関係も良好です。

RRJのメンバーはみなガッツがあります。ただ、メラメラと燃えるタイプというより、芯が強い人が多い気がします。話すことが好きな人もいれば、寡黙な人もいて、みんなの個性がいいバランスで調和している環境です。また真面目な人が多いのも、RRJの特徴の一つかもしれません。例えば、オンラインミーティングで、「こういう本を買いました」「こういう勉強をしました」という話を聞く機会も多いですし、周りを気にかけて話しやすい雰囲気を作ってくれるだけでなく、チームの士気を上げてくれるメンバーがたくさんいるので、自分も頑張ろうと思えます。私の今の目標は、デザイン力を磨くこと。今はUI・UXデザインが中心で、まだまだ勉強中ではありますが、グラフィカルなデザインにも積極的に挑戦していきたいと思っています。