バンダイナムコエンターテインメント 平野 勝大様インタビュー

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2004年、6帖ほどの小さなオフィスから始まった当社。紆余曲折ありながらもお客様とメンバーに恵まれ、おかげさまで20周年を迎えることができました。
さらに今年は創業者である橋満が会長に、共同創業役員だった小川が社長に就任。私たちにとって節目となる年ということもあり、新社長・小川とお取引様とのインタビュー対談を実施させていただくことになりました。
今回お話を伺ったのは、バンダイナムコエンターテインメント社の平野 勝大様です。RRJとの仕事や、RRJへの印象などについてお伺いしました。

バンダイナムコエンターテインメント 平野 勝大様お写真

平野 勝大様

株式会社バンダイナムコエンターテインメント
QM室 デジタルテクノロジー部 クロステック課 ITコーディネータ

RRJの好きなところ

小川:平野さんとはバンダイナムコIDの開発プロジェクトから数えると、12年ほどのお付き合いになりますよね。単刀直入にお伺いしますが、RRJの好きなところはありますか?

平野:好きなところは色々ありますが、一番は要件を吸い上げる力です。当社は何がしたいのかよく分からない、やりたいことが雑すぎる、ということも多いと思うのですが、RRJさんは「もしかしてこういうことですか?」と具現化して汲み取ってくれます。もちろん具体的なシステム要件をお伝えするケースもありますが、それに対しても「じゃあやります」ではなく「それで何を成し遂げたいのか」というところまで踏み込んでくださいますし、無理のある要望に対しては「本当にそこのやり方ではないとダメなのか」を考え、仕組みに落としてくださいますよね。

小川:ありがとうございます。私たちは御社とお付き合いが長いので、そういう仕事のご依頼に慣れている部分もあると思いますが(笑)、毎回の仕事で感じるのは、御社の熱量の高さです。「システム的にどういうものを作りたいか」より、「これを実現したいんだ」ということを明確に言っていただけますし、ふわっとした要望の中に“確固たる芯”があるので、「それならこういう風に作りましょう」とか「こういうやり方がいいと思います」と、具体的な方法を提案しやすいのかなと思います。

平野:そう受け取ってもらえるとありがたいですね。あと僕が好きなのは、RRJの雰囲気、社風です。会長である橋満さんの人柄が社風に現れているのかもしれませんが、ロックンロールジャーニーという社名の通り、ただ受託開発を手掛けているだけでなく、エンターテイメントに携わる会社でもある、という雰囲気がにじみ出ているのが好きなんですよね。

小川:ありがとうございます。

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RRJとの思い出のプロジェクトについて

小川:RRJとの仕事で印象的なプロジェクトはありますか?

平野:やはりバンダイナムコIDの開発です。RRJさんとご一緒するきっかけでもあり、現在も続いているプロジェクトですよね。バンダイナムコIDとはバンダイナムコグループの共通アカウントのこと。一つのアカウントがあれば、グループ各社で展開するさまざまなサービスやコンテンツをお楽しみいただけるサービスです。立ち上げてから紆余曲折ありつつも、10年以上もの歴史あるサービスになりました。

小川:弊社はバンダイナムコIDの当初よりフロントとバックエンドの開発に携わらせていただいていますが、進行などについてどのような印象をお持ちでしょうか?

平野:先ほどもお伝えしましたが、実現したいことに対して「こういうやり方では要件を満たせませんか?」ということを提示し、フットワーク軽く対応してくださるので、本当に助かっています。僕は開発会社さんにはできるだけ手を抜いてほしいと思っているんですよね。というのは、開発会社が楽ということはそれだけ手間が掛からない、つまりコストが掛からないということだから。開発会社さんが楽なのは、発注側としてもいいことだと思っています。RRJさんから「ここまでならできます」「そこまで必要ですか?」という提言をいただくことによって、「確かにそうだな」「これで充分かも」という新たな気づきもありますし、いただいた代案だとものすごく早く出来上がるのでありがたいんですよね。ベンダーさんによっては、弊社の要望を忠実に受けて「それを実現するためには○人月掛かります」と言われることもあるのですが、それだと時間も労力も掛かりすぎて、スピード感を持って進められないことがあるので。

小川:弊社は大きな会社ではないので、さまざまな会社さんと一緒にお仕事することが多く、各社の強みや特徴についても把握しています。クライアントの理想を形にするため、ときには「この会社さんで作った方がいいのではないか」とご提案することも多々あるんですよね。お客様のシステム開発の成功がゴールにあるので、何が何でも弊社に発注してほしいと無理な交渉をすることはほぼありません。そういうスタンスも関係しているかもしれませんね。

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RRJに期待すること

小川:RRJへのさらなるご期待があればお伺いさせてください。

平野:RRJさんが開発してくださったシステム面については、充分に満足しています。今までも既存の技術にこだわらず、新しいものに柔軟に対応しながら開発をしてくださっていますが、これからもそういった姿勢で取り組んでいただければありがたいですね。
また個人的には、エンタメ領域の事業を伸ばしてもらいたいと思っています。将来的に、「バンダイナムコIDって、あのRRJが開発しているんだ!」と言われるように、エンタメ領域に強い会社としてRRJが知られているような会社になってもらえると面白いかなと。

小川:ありがとうございます。最近RRJではラジオ配信などにも取り組んでいて、エンタメ領域はまさに私たちが今力を入れている分野でもあるのですが、弊社としても事業を一本化したいわけではなくて、多種多様な事業がつながって相乗効果を生むようになるといいなと思っています。RRJはシステム開発だけでなく、事業の立ち上げや、動画・デザイン制作、それに加えてエンタメ事業も運営している、というような見え方が理想ですね。

平野:あともう一つお伝えしたい要望は、単価を時代に合わせて上げてほしいということです。それがロックンロールジャーニーな姿勢なのかも、とは思うのですが、開発費が安すぎるのは怖いという思いもあるので。

小川:そう言っていただき感謝いたします。確かに業界単価は上がっている印象はありますが、こちらから上げさせてくださいとお願いするのはあまり経験がなく…。今まで企業努力で対応させていただいていましたが、平野さんのおっしゃる通り、「安すぎるのが怖い」と言われるケースも増えていますし、社員にはしっかり還元していきたいので、もしかしたらまたご相談させていただくかもしれません。

平野:もちろん。RRJさんのご相談なら、いつでもぜひ!

小川:バンダイナムコIDの開発をお任せいただいて十年以上になりますが、大規模な会員システムの開発に携わらせていただいたことがRRJの成長の軸となっています。ここで改めて感謝をお伝えさせてください。社内においては、バンダイナムコエンターテインメント様とのお仕事に魅力を感じて入社してくれる人が増え、組織を拡大できましたし、社外においては、新規のお客様から実績を評価いただき、新たな仕事を多数いただくきっかけにもなっています。
それこそ平野さんからバンダイナムコIDを導入されるグループ各社さんをご紹介いただき、さまざまなお仕事をいただけているので、本当にありがたい限りです。この先も、10年20年と担当させていただければ嬉しいです。

平野:そう言っていただけるとこちらも嬉しいです。面倒な案件を増やしただけじゃないかと言われていないかな(笑)。

小川:そんなことは全くありません(笑)。また平野さんにはバンダイナムコID以外にも色々お世話になっておりますし、ぜひ他のプロジェクトでもご一緒できたら嬉しいです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!この度はインタビューにお答えいただきまして、どうもありがとうございました。

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